いろどりの記憶書庫

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『天地明察』冲方丁╎己を磨いていくということ

 

何をすべきで、何を残すことができるのか。

己を研鑽すること。天地の広大さ。行政の在り方。人生は積み重なっていくのだということ。

 

素晴らしい「師」と呼べる人々が、何人も出てきます。

何年後までも春海を導き、自らも夢を持っていた建部と伊藤が素晴らしすぎて敵いません。

若いうちはきっと、何も出来ぬままでよいのです。

ただ、教えを請い、学び、己を磨いていくことが大切なのだと感じました。私も師から学び、精進していきたいです。