いろどりの記憶書庫

読んだ本やお芝居の感想など♪

読書【著者名な行】

『母が重くてたまらない』信田さよ子

母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き [ 信田さよ子 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 愛情じゃなくて支配だってもう気付いてたけど、「かけがえのない私幻想」はまだ残っていたのだ……。私だから支配するのではなくたまたまそこにいて都合がよかったからで、依…

『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』野口敏╎心と心で会話する。

誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール [ 野口敏 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 「心と心で会話する」というのになるほど! 「話す」ことばかりに意識を向けていたけれど、これからは「聞く力」を意識したい。

『"葵" ヒカルが地球にいたころ……』野村美月╎純情ヒロイン・葵さん。

“葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)【電子書籍】[ 野村 美月 ]価格: 682 円楽天で詳細を見る 葵さん可愛すぎ。彼女が純ヒロインすぎて、今後どうなるのだろう……。 1巻はスタンダードな少女漫画ちっく。今後も期待。

『きみはいい子』中脇初枝╎大丈夫だよ、いい子だよ。

きみはいい子 [ 中脇初枝 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 私のはここまでひどくないけど、わかるところが沢山あった。こういうのがわかる人間でよかった。 この本を読んで、私は自分を悪い子だと思ってて、「大丈夫だよ、いい子だよ」って言ってほしかった…

『アルバトロスは羽ばたかない』七河迦南╎言葉遊びの妙

アルバトロスは羽ばたかない (創元推理文庫) [ 七河迦南 ]価格: 1034 円楽天で詳細を見る この作者さんは言葉をいじるのが非常に巧い。 最初の冬の章で「ひょっとして転落したのは別の人物?」と思った(さすがにあの人とは思わなかったけど……!)のに、そ…

『"文学少女"と飢え渇く幽霊』野村美月╎まるで、愛の告白のようだった。

“文学少女”と飢え渇く幽霊【ゴースト】 (ファミ通文庫) 作者:野村 美月,竹岡 美穂 KADOKAWA Amazon 再読。 当時はなかなか理解できなかった蛍の愛情が、再読することで最初に読んだときよりはすっと入るようになったかなぁ。 色々伏線入ってて、もうニヤニヤ…

『"文学少女"と死にたがりの道化』野村美月╎本を愛しすぎて、食べちゃうくらい大好きな物語

“文学少女”と死にたがりの道化【ピエロ】 (ファミ通文庫) 作者:野村 美月,竹岡 美穂 KADOKAWA Amazon 文学少女15周年につき再燃中~~~~! 前の読了記録を見てみたら10年前ですって!んまあ! しかし何度読んでも面白い文学少女。 話には引き込まれるし登…

『七つの海を照らす星』七河迦南╎舞台は児童養護施設

七つの海を照らす星 (創元推理文庫) [ 七河迦南 ]価格: 968 円楽天で詳細を見る 児童養護施設が舞台の小説だけど、読み心地は重苦しくなく、サバサバとしている。でも、個人的にはもっと情感があったほうが好みかな。 登場する子どもたちはそれぞれ応援し…

『ユリゴコロ』沼田まほかる╎少し現実感が薄い

ユリゴコロ (双葉文庫) [ 沼田まほかる ]価格: 701 円楽天で詳細を見る 結局、美紗子の一人勝ち? 美紗子のキャラクター自体は嫌いじゃないけれど……現実感の薄い話が、最後の展開でさらに違和感を感じることに。 人を殺した罪って、そんなに軽いものでしょ…

『さよならの代わりに』貫井徳郎╎「人間」を描いた物語

さよならの代わりに (幻冬舎文庫) [ 貫井徳郎 ]価格: 754 円楽天で詳細を見る 注!ネタバレを含みます。 コミカルの中に込められた、切なさ。 ぎちぎちのミステリーではないし、恋愛のロマンスも無い。 書かれたのはミステリーではなく、「人間」の物語。 …