いろどりの記憶書庫

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『罪の余白』芦沢央╎ぞくりとする「罰」の与え方

 

娘の死の真相を探るミステリーかと思いきや、転落に至る経緯は早々に明かされる。

そこにある悪意は酷いものだけれど登場人物はそこまで苛烈ではなく「どこにでもいそう」で、現実に在りそうな感じが恐ろしい。

複数視点の構成だが、物語の展開はストレート。「罰」の与え方にはぞくりとした。

 

ベタをネットで見てみた、すごいヒレがしっかりしてる!

 

「わからないのは、私だけじゃないのかもしれない」

わかったつもりでいて他人のことをわかりきることはできない、でもわかった気になる自分に気付いてハッとした。