『母が重くてたまらない』信田さよ子
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愛情じゃなくて支配だってもう気付いてたけど、「かけがえのない私幻想」はまだ残っていたのだ……。私だから支配するのではなくたまたまそこにいて都合がよかったからで、依存できれば他の誰でもいいのだろう。
私が背負えるのは私のぶんまで、思いあがった甘ったれのことなんて背負わない!
必要経費のたとえが興味深かった。プラスも必要、苦行を負うのは美徳に見えるが、それでは赤字決算になってしまう、と。
母性信仰してる人は、本当におめでたい人にしか見えない。(いたいた、学生時代にこんなやつ)
でもこの本を読む前に気付くことができていたのは、承認してくれる人がいてくれたから。