『さよならの代わりに』貫井徳郎╎「人間」を描いた物語
- 価格: 754 円
- 楽天で詳細を見る
注!ネタバレを含みます。
コミカルの中に込められた、切なさ。
ぎちぎちのミステリーではないし、恋愛のロマンスも無い。
書かれたのはミステリーではなく、「人間」の物語。
新條さんや圭織さんよりも名倉に人間味を感じてしまいました……。激情?狂気?それは愛なのか?
最後、和希はきっと祐里に再会することはできないと思います。
悲しくて、変えられなくて、「無意味」なのに、何も残らないわけではない。